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レポートの解釈

アセスメント結果がまったく当てはまらないので、研修に出る意味を感じない受講者がいた場合の対応はどうすればいいでしょうか。

DiSC®はカテゴリ分けをすることが目的ではございません。
結果をもとにお互いを理解するために、「対話」をするためのツールになります。
そのため、レポート結果の内容が当てはまらないから研修に出る価値がないということではなく、当てはまらないのはなぜか?というところから、ご自身について理解し、他者にもご自身について対話を通して理解していただくための時間を研修でご体験いただきます。そのため、〇スタイルという結果だけをみて、決めつけてレッテル貼るというものではないということをご理解ください。
そういった参加者がいた場合、個別に「補足レポート」を使ってヒアリングをしてあげることをお薦めいたします。

ドットが真ん中近くに表記される場合はありますが、必ずどれかのスタイルに割り当てられています。

解釈としては、不明瞭な回答をしたということではなく、これもひとつの特徴です。「補足レポート」でその詳細を確認することができます。行動傾向が特定のスタイルに偏りがなく、すべて同じくらいの強度の場合もあれば、対極(例えばiとC)の傾向が強く均衡しているため、ドットが真ん中になる場合もあります。前者の場合は、どのスタイルも苦にしないカメレオンのような柔軟性があり、自然に他のスタイルの人や求められる行動にも適応できる可能性があります。回答者本人も、特定のスタイルに割り当てられると違和感を持つ可能性が高いです。また、後者に関しては、対局の傾向を同じぐらい持っているため、回答するタイミングによっては真逆のスタイルになり得ることもあります。

DiSC®アセスメントに回答した結果、「スタイルが明確にならないといけない」というわけではありません。どのようなスタイルであろうと、自分自身を正当に客観的に理解することが、周囲との関係性を高めることに繋がります。

基本の優先事項とDiSC®スタイルは関連していますが、基本の優先事項以外に追加の優先事項をお持ちの方も一定数いらっしゃいます(全体の30%強程度)


スタイルと優先事項は別設問で測定しているため、追加の優先事項が当てはまる人がいます。優先事項の数に優劣はなく、一人ひとりの違いが表現されているだけです。大事なことは適切に「自己理解」をして他者に適応することであり、優先事項の数が高ければ柔軟に適応できるわけではありません。


補足レポートで確認し、元々高い優先事項は、状況が変わって複数回回答すると、追加の優先事項が出たり消えたりすることもあります。

結果プロファイルを読むだけでなく、ワークショップなどで、同僚や知り合いなど、お互いの印象を共有する時間を取って、他者のフィードバックを得ることが重要です。


ワークショップの冒頭で「ジョハリの窓」を紹介するなど、自身へのフィードバックを素直に受け入れる心の準備を冒頭でさせておくと良いでしょう。「あるべき論・理想像」「今の役割」などのバイアスが反映されているかどうか、個別に本人に確認する時間をとると、自身への理解が深まる機会になるかもしれません。


ファシリテーターは、補足レポートを事前に確認して準備をしておくと、より適切なフィードバックができるようになります。

DiSC®は4つに分類する「タイプ論」ではありません。誰もがすべてのスタイルを持っているが、その強弱バランスが人によって異なるだけです。DiSC®は人を決めつけるものではありません。行動傾向から、自身と他者をより理解し、コミュニケーションをより良好にすることを目的としています。


ただし、過去のなんらかの経験から、分類されることに対して抵抗感を持っている可能性があります。DiSC®はすべてを判断するものではなく、能力や見た目などは測定していないことを説明し、安心してもらうと良いでしょう。


自身の経験を信じているので不要である、という方には、その経験をぜひ他の方に共有してもらうようにお願いしてみてはいかがでしょうか。

上記のように、一人ひとりを個別に詳しく確認するときや、コーチングなどで深く確認をする際に活用すると効果的です。

上記のように、一人ひとりを個別に詳しく確認するときや、コーチングなどで深く確認をする際に活用すると効果的です。

「Everything DiSC® グループカルチャーレポート」と「Everything DiSC®ファシリテーターレポート」があります。どちらも、個人の回答データを用いて、任意のチームで組織傾向を分析し、チームビルディングや組織作りに役立つ示唆を得ることができます。個人の名前も含まれているのがファシリテーターレポートです。出力は英語のみです。

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